157円の大失態、1日早い所有権移転

(昨日10/26の日報です)

盛大に焦りました

本日は買いかえのお客様がご自宅を売却する日でした。
ぼくの仕事は着金を確認したのち、お振込みと市役所でのお手続きをサポートすること。
先方の買主さまとバッティングしないよう銀行の外で待機していました。
しばらくすると本件の仲介担当者さんがぼくをブースまで案内してくださいました。なんだかお気遣いいただいちゃってすいません(めっちゃやさしい人なんです)。

お客様とお会いしてネット銀行の画面を見せていただきました。
これが振込完了後のものだったとは全く気づかず。そのまま意気揚々と「確認完了しました!」とか本当になにやってるんだか。こちらの決済は明日なのに。
その後、売主の所長様より「入金があったようです」とのご連絡をいただきました。この時点でなにがあったか把握し、顔からさーっと血の気が引いていくのが分かりました。

固定資産税1日分の157円

今回のお取引きは双方の同時履行が原則。難しく書きましたが”お金”と”不動産”を同じタイミングで交換しましょう、というものです。そして今、お客様のお金だけが相手の口座に着金している状態。これは非常にまずい。
もう書ききれないので詳細は省きますが、急ぎ登記申請を進めていただくため1日中郡山市を奔走しました。

お客様のご協力を得て、固定資産税の日割精算金1日分157円の追加お振込みも。人生で最も重く感じた157円です。
いやもうめちゃくちゃですが皆さんの事前準備・迅速なご協力で事なきを得ました。一応、形としてのお引渡し手続きは予定通り翌日行います(最後にもうちょっとだけ説明事項があるんです)。
売主業者さま・司法書士法人さま、なによりお仕事中に慌ただしくさせてしまったお客様、本当に申し訳ございませんでした。
所長の「でもワラヤさんがそんなミスするはずないですもんね」が心に刺さります。完全にぼくのミスだと訂正しておきました。

この記事を書いた人

ワラヤモトキ

株式会社マルワ企画の代表取締役です。福島県の新築一戸建てを仲介手数料無料(0円)でご紹介するサービスを運営中。宅地建物取引士。視力は2.0あります。