根性だけだと思っていた飛び込み営業、奥がふかい
昨日は大阪の木村さん(@KC_kimura)が福島まで物上げ営業を教えにきてくださいました。
木村さんが教えてくださった手法は一軒一軒とにかくピンポンして、そこに住まわれている方と話をさせてもらうというものです。
すいません。偏見でしかないと今更気づいたのですが、こうした営業手法は”根性だけ”で成り立つものだと思っていました。
木村さんが話す時のテンポ、会話の着地点、そしてその後の行動をどう設定するか。
決して根性のみではなく、細部まで「〇〇ではないか」という仮定があるように見えました。
そうした仮定はピンポンする前から始まっているようで「ここの1階、大家さんじゃないですか」「地主さんっぽいですね」という予測がことごとく的中。見てて怖いくらいです。
目が粗いのでまだまだ見逃している部分は多いと思うのですが、たった一日の飛び込み営業、奥がふかいと思うには十分な体験でした。
やさしい人が多い、だから力になりたい
そうした飛び込み営業をおこなった郡山市。みなさんやさしかったです。
いやほんとに、不動産会社の人間がいきなり玄関前にあらわれて話をしたいって、怪しさしかないはずなのですが。
ほとんどの方が玄関を開けてくれるし、話も聞いてくれるし、ちょっと不思議です(もちろんコーチがいいからなのは間違いないですけど)。
とくに印象的だったのは、玄関先でたけのこを下処理していたおばあちゃん。
たけのこって採ってからいかに早く下処理をするかでおいしさが変わるのですが、わざわざ手をとめて色んなことを話してくれて。
あまり目が良くないようで、余計なお世話ですが力になりたいと思っています。
たぶん、僕の名刺に書いてある文字は読めないと思うので、また定期的にご挨拶したいです。