個人信用情報に問題があって住宅ローンに通らない→MG保証提携銀行で審査を

こんにちは。㈱マルワ企画の藁谷(ワラヤ)です。
福島県で不動産会社をしています。

タイトルの通り、個人信用情報に問題があって住宅ローン審査に通らない方、そしてそれをサポートする不動産営業マンのために記事を書きます。

事実のみを淡々と記載していますが、2021年10月現在での情報となりますのでその点だけご注意を。

1.【弊社お客様の事例】直近1年で毎月返済遅延(10回以上の遅延)

実務で住宅ローンの相談を受けている方はご存知かと思いますが、JICCやCICに4回以上の遅延情報があるとローンの審査って中々きびしいですよね。

今回の事例ではお客様から「ここ1年、毎月返済が遅れています」との申告をいただいていました。
つまり事前審査をするその月まで10回以上の遅延がある状態です。

僕も今回のご相談を受けていくつかの金融機関さんに聞き取りをしましたが
「2回くらいなら理由によってはいけるんですが、ちょっとその回数だと無理ですね」
といった回答がほとんど。

ただ一行だけ
「内容によっては審査の土台に乗るかもしれません。ぜひご相談ください」

とのお話をいただきました。

紆余曲折はあったのですが今月なんとか融資実行。
無事お客様へ新居をお引渡しすることができました。

2.カギはMG保証

今回融資を申し込んだのはとある地銀さん。
個別の事情を丁寧にくみ取ったうえで審査してくれます。

そして噂に聞いていた程度ですが
”個人信用情報にかなり難のある方でも審査を通してくれる”
という保証会社さんと提携されたとの話も。
わずかな望みをもって申し込みました。

その保証会社さんというのが今回のカギ、MG保証㈱さんです。

3.MG保証の審査は加点方式、らしい

通常の保証会社さんは減点方式
(悪い情報やポイントがいくつあるか)
で審査しますが、

MG保証さんの審査は加点方式
(良い情報やポイントがいくつあるか)
で審査されるとのこと。

これは融資担当者さんから伺った話で、実際保証会社さんに確認したワケではないです(多分できない)。

この方式であるため”過去に起こったこと”よりも”現在どんな状況か”を重視して審査されます。
そしてそれ故に「異動情報があったとしても審査の土台には乗ります」とのこと。
これも実務に携わっている方にならどれだけヤバいか分かっていただけるはず(誉め言葉です)。

4.MG保証と提携している金融機関

通常、住宅ローンは保証会社と金融機関の2段階で審査を行います。
個人信用情報に難があると保証会社での審査が通らない、という場合がほとんどです。

前章のとおり、MG保証さんではたとえ異動情報があったとしても審査の土台には乗るようです。
つまりそこと提携している金融機関を探すのが融資を受ける近道になると思います。

ここ福島県では
・大東銀行さん
・北日本銀行さん

近いところでいえば宮城県の
・仙台銀行さん

がそれにあたります。
その他の金融機関リストはMG保証さんの公式HPから確認していただくのがよいかと。

5.不動産営業マンがやったこと

今回、審査が通るよう色々と努力しました。
お客様が融資を受けられるよう、やれることは全部やっておこうと思って。

なのでもしかするとやらなくても良いことだってあったかも知れません。
でも事実を淡々とリストアップしていくと以下の通りとなります。

①お客様の情報を聞き取り
お客様に「お借入れがあった原因」「返済が遅延していた経緯」「市内に親族はいるか」などなど、詳細な情報を伺いました。

②聞き取り情報を元に作文
伺った情報を元に

「過去にこういったことはあったのですが、こうした経緯だったので現在は好転しています。また1年後の将来もこういった展望です」

という作文を提出。
既存のお借入れ(計6件)を住宅ローンで一括返済するとのご要望でしたのでそちらもリストアップ。

③一括返済にあたっての調整
一括返済する上で”完済に必要な金額が分かる書類”と”振込先口座の分かる書類”を集めていただくようお客様にお願いしていました。
カードローン系はこれに時間がかかりすぎるのと、窓口担当者の言っていることも二転三転。
たまらず僕も電話をかけて確認することにしました。


他にも色々とあるのですがおおまかにこの3つです。

6.お客様にしていただいたこと

前章とかぶるのですが、
お客様には

①詳細な情報を提供していただく

②一括返済にあたっての書類を集めていただく

といったことをお願いしました。
大変こころよく受けていただいたのですが、ふり返ってみればかなり失礼なことを伺ってしまいました。
書類を集めていただくのも大変だったと思います。
特にカードローン系の会社はとても協力的とは言えない態度だったので(すいません、めっちゃ根にもつタイプです)。

はっきりと言えば、今回こうしたご協力がなければ良い結果はなかったと思います。
同業者へのアドバイスになりますが、もしご協力を得られないのであれば素直にあきらめてしまった方が良いです。

7.できれば不動産営業マンに読んでほしい

このブログをあらためて読み返したところ、非常に読みづらくなっていることに気づきました。
また一般の方にも中々理解していただけない内容になっていると思います。
何度か手直しを加えたのですが、僕の能力ではこれが限界のようです。

そんなワケで、できれば福島県の不動産営業マンに読んでもらいたいです。
そしてこうした悩みをもつお客様を手助けして欲しいなって思います。

僕が最後に勤めた不動産会社はめちゃくちゃ良い先輩ばっかりで、たくさん仕事を教えてもらいました。
そして独立した今も、僕を本気でサポートしてくれている方がいます。
できれば僕も誰かに仕事を教えたい、でもしばらくは無理です。

だからできればこの記事を読んで、できる仕事が一つ増えた、そう思ってもらえたら嬉しいです。
分からないことがあれば聞いてください。全然教えます。

この記事を書いた人